2020年1月9日(木)開講　全10回　毎週木曜18:00〜21:00

目的別日本語教育のためのコースデザイン・ゼミ

[主催] 特定非営利活動法人 日本語教育研究所
ビジネスパーソンをはじめとする目的別日本語教育(JSP: Japanese Language for Specific Purposes)のコースでは、学習者のニーズをしっかりと把握した上で、 学習者に最も適した目標設定をして、全体のコースデザインおよびレッスンごとのシラバス作成が欠かせません。 この講座では、目的別日本語教育の特徴やコースデザインの理論背景を学ぶことから初め、演習を通して学習者に適したコースデザインの考え方とその方法を学ぶことを目的としています。 この講座を通して、日本語教育分野のコースデザイナーへの道を示します。 なお、演習ではビジネスパーソンへの日本語教育のコースデザインを取り扱います。
（配布用チラシはこちら）

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■目的■
目的別外国語教育の理論背景とコースデザインの代表的な理論を学ぶとともに、実際のコースデザイン演習を通して、 目的別日本語教育の学習者に対して、より効果的な授業を行うスキルを身に付ける

■目標■
この講座を受けることで以下のことができるようになります。
● 目的別日本語教育の対象者、学習者の特徴、歴史的背景、複合的な教授法と基本的な考え方について理解できる
● ニーズ調査・分析の背景理論を理解し、学習者に最も適したニーズ調査方法を設定、的確なニーズ分析ができる
● コースデザインの流れやシラバスデザインの方法を理解し、担当する学習者のコースデザインとシラバス作成ができる
● コース全体の評価方法を学び、担当するコースの客観的評価ができる

■概要■
第1回-第5回　目的別日本語教育の特徴とコースデザインの理論を学ぶ
（大学院の講座に準ずる講座となるため、英語資料を読むことがあります。）
第6回-第10回　演習を通して実際のニーズ調査・分析やコースデザインのスキルを身に付ける

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■講師紹介■
佐野ひろみ氏：　
立教大学フランス文学科、ハワイ大学大学院東亜語科日本語教育専攻において修士号取得
米国国務省日本語研修所講師、赤坂バイリンガルセンター主任、JALアカデミー主任、カリフォルニア大学経営大学院客員研究員、 米加大学連合日本研究センター講師、国際教養大学専門職大学院日本語教育実践領域教授・領域長を歴任
45年間にわたり2万5千時間以上の授業実務経験を有するが、その大半はビジネス、政治・経済分野の目的別日本語学習者向けの実務経験となっている
目的別日本語教育/コースデザイン関係論文など：
「外国人ビジネス関係者のための日本語教育Q&A：第４章コースデザイン」1994年 文化庁文化部国語課
“経営大学院生のための日本語集中コース実践報告?経営大学院生のための体験学習クラス“ 2000年 アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター紀要23号
“目的別日本語教育最再考” 2009年 専門日本語教育研究 第11号
「日本語教育実践」鮎澤孝子 編　2014年 第１部 第８章　評価とコースデザイン、8-2 コースデザイン、8-3 目的別日本語教育、第２部第１章ー２ コースデザインの実際　他

日　時

2020年1月9日（木）開講
毎週木曜 18:00〜21:00（ただし2/13,20はお休みとなります）
会　場

日本語教育研究所会議室
東京都千代田区六番町13-4（地図はこちら）

対　象

現役日本語教師で、かつビジネスパーソンなど、目的別日本語教育を担当している方
受講費

日本語教育研究所会員　50,000円　／　一般　55,000円
※新規に会員にお申し込みいただく方は、
受講費50,000円＋年会費2,000円で計52,000円になります。
会員登録につきましては、当研究所のホームページをご覧ください。
定　員

10名（最少開講人数 3名）定員になり次第、受付終了
申込方法 までご連絡ください。

受講費の振込口座をメールでお知らせいたします。講座のお申込みは、受講費のご入金を確認次第、完了となります。